法人を設立した時に必ず用意するものの一つとして銀行口座があります。
一言で銀行と言っても、
・メガバンク
・地方銀行
・信用銀行
・ネット銀行
とその特徴は様々。今回はその中でもネット銀行についておすすめをご紹介いたします!
そのために自信がよく使うネットショップのモールが発行するネット銀行の口座を開設することで、お買い得なだけではなくお得なショッピングを楽しむことができるのです。
目次
Paypay銀行(旧ジャパンネット銀行)

最初のおすすめ銀行は、Paypay銀行になります。
以前はJNBというジャパンネットバンクという名前で知られていましたが、ヤフーソフトバンクグループの傘下になったことにより、電子マネーの名前が付けられたPaypay銀行という名前に改名されました。
審査不要で事業用のVisaデビットカード機能付き
法人用のクレジットカードを持つには厳しい審査が必要ですが、法人口座にデビットカード機能が付いていればクレジットカードとして利用することが可能です。例えば、ネットでの仕入れや広告費、公共料金の支払い等に利用することで経理の手間も省けます。
さらにビジネスローンも用意されており、融資を受ける際も全てネットから申込から融資まで完結することができます。
振込手数料がお得
取引先への支払いや給与の支払いなどビジネスを行う上で振り込みは必須です。Paypay銀行は、同行なら55円。他行宛でも160円の手数料と他の銀行に比べても割安なので振込が多いビジネスの場合、強い味方になってくれるはずです。
また、条件はあるものの、その条件をクリアすればさらに振込手数料を抑えることが可能です。
1:新規口座開設日の翌翌月末まで振込手数料が月10回無料。
2:前月の預金平均残高が3,000万円以上の場合、月5回の振込手数料が無料。
りそな銀行
2つ目に紹介するのは、りそな銀行です。
りそなホールディングス傘下の都市銀行であり、国内で唯一信託部門を併営する大手銀行となります。旧野村財閥の財閥系都市銀行である大和銀行、旧地方銀行及び貯蓄銀行から発足した都市銀行であるあさひ銀行の合併により誕生した銀行として設立された経緯があるのです。
国内においては三菱UFJ銀行三井住友銀行みずほ銀行の3大メガバンクに次ぐ規模を有する銀行であり、りそなホールディングスグループの中核を担っている銀行になります。近年ではメガバンクと匹敵すると比較対照されており、りそな銀行グループを足して4大メガバンクと呼ぶ人も少なくありません。
日本各地にATMがあり、利便性抜群。パール会員以上なら手数料無料
こうした資本力やネットワーク力が強いことが特徴であり、各地に支店を設けておりatmなどの件数が多くなっていることでユーザーも多い銀行です。会員ランクによってサービスを受けられる範囲が決まっており、上位ランクになればお得な特典を使えることが知られています。パール以上の会員ランクならばatmの通常時間の利用料手数料が無料になりますので、条件をクリアしてパール以上の会員ランクになることがおすすめです。
大手銀行だからこそ、金融商品も充実
信託部門を持っており投信や金利商品などを扱っており、投資に対する窓口を積極的に展開しております。現在は低金利時代に突入しているので、こうした窓口を使って投資に挑戦してみることもいいかもしれません。
長期利回りの金利商品などもありますので、タイミングによっては元本を減らさずに数%の利益が数年後やさらに長い期間を経て得られるケースも少なくありません。しかしこうした投資は余剰資金で行うことが鉄則であり、生活費や目標を実現するために資金を使わない方がいいでしょう。
りそな銀行はキャッシュカードにクレジット機能が付いた物やデビットカードなどの、クレジット機能に準じるサービスを付加したカードを積極的に発行しています。お買い物時には現金の持ち合わせがなくても、銀行から即時決済されるなどの利便性がありますので、1枚持っておくと何かと頼りになるのがデビットカードになるのです。大手銀行のカードなのでATMの利用の点で利便性があり、またコンビニのATMでも使えるケースが多いためにメリットがあります。
楽天銀行

3つ目は、楽天銀行のカードです。楽天球団や楽天ショッピングモール、近年では携帯電話事業でもお馴染みのインターネット事業会社になります。
楽天サービスのヘビーユーザーなら、お得さ倍増
ヤフーとPaypayの関係と同様に、自社サイトの楽天ショッピングモールや、各種の展開されているサービスとの相性が良いことが特徴です。
- 楽天市場
- 楽天トラベル
- 楽天ブックス
- ラクマ
- 楽天ビック・・・etc
と楽天系のサービスをあげたらキリがありません。
このような楽天系のサービスをよく利用する方は、ポイントを貯めたり使ったりいっそうお得に楽しめます。
また、法人口座での一番のメリットとしては海外送金(受取)の割安さに定評があります。
併せて、用途別に20口座まで口座番号を持つことができるので部署、拠点、サービス別に口座を分ける場合などに役立ちます。
振込関連のサービスが充実。
前項で海外送金の手数料については述べましたが、楽天銀行では給与/賞与の振込や他社への一括振込などのサービスが充実しています。1回の依頼で3000件までの振込が可能でセキュリティもしっかりしているため安心して利用することができます。
ソニー銀行
4つ目はソニー銀行です。近年、ソニーはこれまでの電化製品・半導体部品・スマホ・ゲーム・エンターテイメントなどの事業に加え、保険・金融事業にも力をいれています。そんなソニーのネット銀行がこちらです。
ATM利用が月4回まで無料、振込手数料も月1回無料
年会費・発行手数料ともに無料の11通貨対応Visaデビット付きキャッシュカードが発行され、通常会員でも、ATM利用が月4回まで無料で利用可能です。後述する投資信託や住宅ローン、FXなどで優遇プログラム Club S プラチナ会員になれば、なんと無制限でATM利用が無料になります。
様々な金融サービス
外貨預金をはじめ、住宅ローン、投資信託、外国為替証拠金取引(FX)、カードローン、投資型クラウドファンディングまで豊富な商品・サービスを提供し、口座維持手数料や投資信託の販売手数料も無料です。
東京スター銀行
最後にご紹介するのは、東京スター銀行です。
条件を満たせば提携先のatm利用料が、毎月8回まで無料になることが大きなメリットになります。
金利も条件を満たせば年利0.1%になるなど、メインバンクとしても利用出来るメリットがあるのです。また2枚目のカードとして、特にコンビニ利用をすることが多い人は持っておいて損のない銀行カードだと言えるでしょう。利用時には手数料がかかるものの、翌月にキャッシュバックで手数料が戻ります。上限は月の預金平均の10%までとなりますが、十分に元を取れる設定です。まだまだ直営のATMは少ない状態であり、多くのユーザーはコンビニATMを利用することになりますが、特徴を理解して使うことができると東京スター銀行メリットを享受できるでしょう。
最後に
いかがだったでしょうか?
法人設立時の銀行は選択肢も多く、時間がかかるものです。その中で、ご自身の業態やサービスにとって最もお得な銀行を選んでいたければと思います。