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【中小企業必見】法人用クレジットカードおすすめ5選

法人クレジットカードは、様々なビジネスシーンで活躍する便利な決済機能です。

多くのクレジットカード会社が種々のサービスを付帯した特色ある法人クレジットカードを提供しています。本記事では、法人クレジットカードの選び方やおすすめの法人クレジットカードについてご紹介していきます。

これから法人クレジットカードの作成を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

法人クレジットカードと個人クレジットカードの違い

法人クレジットカードと個人クレジットカードには、どのような違いがあるのでしょうか。どちらもクレジットカード機能が付帯されている点は同じですが、申込時の必要書類や付帯特典などで様々な違いがあります。

下記の表にそれぞれの違いについてまとめます。

法人クレジットカード個人カード
申込書類登記簿謄本又は印鑑証明書本人確認書類
審査対象法人の代表者と法人自体申込者本人
支払い口座法人口座(個人事業主の場合は個人口座も可)個人口座
支払い方法基本的に一括払いのみ分割払いやリボ払いもできる
キャッシング機能基本なしあり
利用限度額高い低い
付帯サービスビジネスに特化した多様なサービス基本なし(一般カードの場合)

法人クレジットカードの選び方

法人クレジットカードは、事業規模や事業形態などによって選び方が異なります。

自身の状況にあった法人クレジットカードの選び方のポイントを以下で紹介します。

手数料と年会費

追加カードやETCカードの発行に手数料がかかるものや、クレジットカードの年会費が高額なものもあります。また、クレジットカードの利用状況に応じて年会費や発行手数料が生じるものもあります。

追加発行枚数

法人クレジットカードは、追加発行枚数の上限が定められている場合があります。

複数枚のクレジットカードを作成するのであれば、事前に確認することが必要です。

還元率

年会費が高額であったとしても、ポイント還元率が高ければ、結果としてお得に利用できる場合があります。法人クレジットカードのポイント還元率の目安は0.5%~1.0%です。従って、1.0%以上の還元率であれば高水準であるといえます。

利用限度額

利用限度額が低すぎる場合、事業で発生する経費を一つのクレジットカードで処理しきれなくなる可能性があります。このため、クレジットカードの利用限度額には一定の余裕があると良いでしょう。

また、利用限度額を一時的に増額することができる法人クレジットカードも存在します。

特典

法人クレジットカードには、特典として様々な付帯サービスがあります。

レストランの予約やホテルの手配などを代行するコンシェルジュサービスが付帯されているものがあり、非常に利便性が高いでしょう。付帯サービスを効率よく利用し、経費を削減することも可能ですので、事前にしっかりと確認しましょう。

おすすめの法人クレジットカード5選

ここでは、おすすめの法人クレジットカードについて5つに厳選してご紹介します。各クレジットカードのサービスについてまとめていますので、法人クレジットカードの作成を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

JCB法人一般カード

JCB法人一般カードは、無料で複数枚のETCカードが作成できるため、有料道路を利用することが多い事業者におすすめです。

また、ETCカードの利用履歴を一括でまとめて管理できるサービスもあり、一般的なカードに比べて明細管理がしやすいです。以下の表にサービスの概要をまとめます。

年会費初年度1,375円(税込)
※オンライン申し込みで初年度年会費無料
年会費2年目〜 1,375円(税込)
追加カード1,375円(税込)
ETCカード無料
利用限度額10万〜100万円
ポイント還元率0.5%
申し込み条件法人または個人事業主
※カード使用者は18歳以上の方が対象
国際ブランドJCB

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカードは、世界的に知名度・信用度が高いクレジットカードです。

ステータス性の高さや付帯サービスが充実しています。また、国内外の空港ラウンジを、同伴者1名と共に無料で利用できるため、出張にも最適です。以下の表にサービスの概要をまとめます。

年会費初年度34,100円(税込)
※初年度年会費無料キャンペーンあり
年会費2年目〜 34,100円(税込)
追加カード13,200円(税込)
ETCカード年会費:550円(税込)
新規発行手数料無料
利用限度額なし
※申告内容や利用実績に応じる
ポイント還元率1.0%
申し込み条件20歳以上の法人代表者・個人事業主
国際ブランドAmerican Express

三井住友ビジネスカード for Owners

三井住友ビジネスカード for Ownersは、手厚い付帯サービスが充実したクレジットカードです。

福利厚生代行サービスとして、国内外の提携施設や幅広いサービスを割引料金で利用できます。また、公共料金の支払いにも対応しており、経費管理の効率化にも最適です。以下の表にサービスの概要をまとめます。

年会費初年度11,000円(税込)
年会費2年目〜11,000円(税込)
追加カード 2,200円(税込)
ETCカード無料
※利用がない場合には年会費550円(税込)発生
利用限度額原則20万円~300万円
ポイント還元率0.5%
申し込み条件満20歳以上の法人代表者、個人事業主の方
国際ブランドVISA、MasterCard

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、JALのマイル還元率が高いため、出張などで飛行機をよく使う方におすすめです。

また、付帯サービスが豊富なのも特徴のひとつです。以下の表にサービスの概要をまとめます。

年会費初年度22,000円(税込)
年会費2年目〜22,000円(税込)
追加カード3,300円(税込)
ETCカード無料
利用限度額申告内容や利用実績に応じる
ポイント還元率1.0%
申し込み条件個人事業主または経営者の方(学生、未成年を除く)
国際ブランドAmerican Express

アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード

アメリカン・エキスプレス・ビジネスカードは、同社のゴールドカードと比べて年会費が半額以下です。

しかし、空港ラウンジや手荷物宅配サービス等、出張時に役立つサービスが充実しています。また、貯まったポイントは、アイテムへの交換やマイルに移行できます。以下の表にサービスの概要をまとめます。

年会費初年度無料
年会費2年目〜13,200円(税込)
追加カード6,600円(税込)
ETCカード年会費:550円(税込)
新規発行手数料無料
利用限度額なし
※申告内容や利用実績に応じる
ポイント還元率1.0%
申し込み条件法人代表者または個人事業主
国際ブランドAmerican Express

まとめ

本記事では、法人クレジットカードの選び方やおすすめの法人クレジットカードについてご紹介しました。

最適な法人クレジットカードは、事業形態や事業規模などによって異なります。選び方の5つのポイントは、「手数料と年会費」「追加発行枚数」「還元率」「利用限度額」「特典」をしっかり押さえましょう。

そして、自身の状況を踏まえた最適な法人クレジットカードを選択しましょう。